一食を捧げる運動

 

"いつでも、どこでも、誰にでも、いつまでも”できる わかちあい運動です!

「ひとの痛みを知り、ひとの幸せを祈り、ひとのために行動する心を育てる」進行的実践です。

「世界のみんなが幸せになってほしい」と祈り、世界の各地で貧困や紛争にあえぐ人々の空腹のつらさを自分の痛みとするために、自らも食事を抜きます。そして、抜いた食事の代金を各自がそのつど募金箱に入れていきます。一人ひとりの募金は、食料や毛布、教育や植林、多くのプロジェクトとなって、世界中の仲間の支えとなります。

一食を捧げる運動では、自分の「余分」をあげるのではなく、あえて自分にとって「必要な分」である食事を「捧げる」ことを大切にしています。比較的にものに恵まれている私たちが、自分のライフスタイルを振り返りながら、少しでも少欲知足の生活が出来るようになることを目指します。

全会員共通実践日は毎月1日、15日ですが、より多くの人へ参加を呼びかけることを大切にし、"私の実践日"を設定してお取り組みいただくこともできます。

 

三つの精神

「一食を捧げる運動」では、三つの基本の精神を大切にしています。

同悲

一食を抜くことによる空腹感を通して、貧困や紛争下の人々の苦しみを自分の痛みとします。

祈り

苦境にいる人々の平和を祈ります。また、自分自身のいのちを見つめ、平和な社会に少しでも役立ちたいという願いを高めます。

布施

節食した分を財的な支援として、困難な状況下にある人々の応援に役立てます。また、貪りの心を振り返り、少欲知足の心を深めます。